ヤブコウジ(ヤブコウジ科ヤブコウジ属)
常緑小低木で、樹高は10センチから20センチほどの大変小さな木本です。北海道から九州まで分布しています。葉は互生し、3個から4個が茎上部に輪生状につきます。葉の長さは4センチから13センチ、幅は2センチから5センチの長楕円形です。表面は光沢があり、縁には細かい鋸歯があります。
一般的な開花期は7月から8月です。前年枝の葉腋に白い花を複数つけます。花の直径は5ミリから8ミリほどで、花冠は5裂します。雌蕊は1個、雄蕊は5個です。果実は核果で、10月から11月に赤く熟します。
(山渓ハンディ図鑑5:樹に咲く花, 山と渓谷社, p. 174, 2008)
葉・茎にはベルゲリンという成分があり、利尿・咳止めに利用されます。根茎(こんけい)と根を天日乾燥したものは生薬で、紫金牛(しきんぎゅう)と呼ばれます。紫金牛は、解毒薬・咳止めに利用されます。茎葉(けいよう)や全草は、慢性気管支炎に効能があると考えられています。
イー薬草.ドット.コム(http://www.e-yakusou.com/sou/sou350.html)
次の2枚はトリミングしてみました。
ご参考まで:
ご覧いただいている写真は、Nikon D7200とAF-S NIKKOR 300mm PF EDにより撮影したものです。詳しい説明のついていない種類(昆虫を除く)については、過去のブログで特徴・詳細(習性、分布、用途など)を紹介していますので、ブログ内検索で参照してください。
常緑小低木で、樹高は10センチから20センチほどの大変小さな木本です。北海道から九州まで分布しています。葉は互生し、3個から4個が茎上部に輪生状につきます。葉の長さは4センチから13センチ、幅は2センチから5センチの長楕円形です。表面は光沢があり、縁には細かい鋸歯があります。
一般的な開花期は7月から8月です。前年枝の葉腋に白い花を複数つけます。花の直径は5ミリから8ミリほどで、花冠は5裂します。雌蕊は1個、雄蕊は5個です。果実は核果で、10月から11月に赤く熟します。
(山渓ハンディ図鑑5:樹に咲く花, 山と渓谷社, p. 174, 2008)
葉・茎にはベルゲリンという成分があり、利尿・咳止めに利用されます。根茎(こんけい)と根を天日乾燥したものは生薬で、紫金牛(しきんぎゅう)と呼ばれます。紫金牛は、解毒薬・咳止めに利用されます。茎葉(けいよう)や全草は、慢性気管支炎に効能があると考えられています。
イー薬草.ドット.コム(http://www.e-yakusou.com/sou/sou350.html)
次の2枚はトリミングしてみました。
ご参考まで:
ご覧いただいている写真は、Nikon D7200とAF-S NIKKOR 300mm PF EDにより撮影したものです。詳しい説明のついていない種類(昆虫を除く)については、過去のブログで特徴・詳細(習性、分布、用途など)を紹介していますので、ブログ内検索で参照してください。
スポンサーサイト